明け星のひと

#ファンタジー #幽霊

「なんで、わたしのところに来たの?」
「……ないしょ。言ったら怒られそうだから」

かつての仲間の訃報が届いたその夜に訪ねてきたのは、死んだと報せられた本人だった。
思い出の中と同じように語り、笑い、顔を顰める幽霊。
死んだはずの彼と、まだ生きている彼女。二人が織り成す、ささやかな物語。

COMITIA146 R11aで頒布

A6文庫サイズ、本文132P
通販価格:書籍版1,100円 PDF版900円

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リスポーン・バグ

#不条理 #短編連作

殺してしまったかもしれない。

真冬の歩道橋の上で。
誰もいない荒野の国道で。
惑星周回軌道の宇宙空間で。
母なる川の水辺で。
襲われる村の葡萄畑で。
自動運転車両通行用の路面で。
わたしは、俺は、僕は、あたしは、あの男を殺してしまったかもしれない。

COMITIA144 せ62b / 文学フリマ東京36 第一展示場E-17で頒布

A6文庫サイズ、本文76P
通販価格:書籍版900円 PDF版700円

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尽きてゆく恋

#恋愛 #高校生

愛し合う二人の小指に運命の赤い糸が結ばれているとしたら、
汐璃と司の指に結ばれているのは無色透明の糸のように思われた。

高校三年生の七月、鳴海汐璃に持ちかけられた恋愛契約――僕と付き合ってくれないか。来年の三月まで。
恋を知らない汐璃と、ガラスのように透明な壁一枚を感じさせる司。
淡く静かに行き来する二人の想いの、その先。

文学フリマ東京35 第一展示場F-8 / COMITIA142 L34aで頒布

A6文庫サイズ、本文136P
通販価格:書籍版1,100円 PDF版900円

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Vieni sul mar

#ポストアポカリプス #百合

終わりゆく場所で、終わらないもの。
二人の間に、何がある?

崩壊した世界に小さく残ったシェルターで、海の歌によって出会った少女と女。
人々が『良き終わり』を求めるその小さな箱の中、二人の間に見出されるものとは。

pictSQUAREのオンラインイベント、.txt および第4回紙本祭で頒布
#スパルタTwitter文芸部の2022年度部誌『巡り続ける。終わりの瞬間まで。』に寄稿

A6文庫サイズ、本文116P
通販価格:書籍版1,100円 PDF版900円

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清筵

#合同誌 #短編集

二人で旅に出るように、
一人五つのちいさな話。

青褪文庫の十戸さんとの合同誌。
各々が相手に五つのお題を出して書いた短編集。

pictSQUAREのオンラインイベント、第3回紙本祭で頒布

A5中綴じ、全40P
通販価格:書籍版600円 PDF版400円

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虚空に消ゆ

#世界滅亡 #短編集

それは、七つの世界の滅びのかたち。

それは、花咲き乱れる楽園。
それは、白い焔へ捧ぐ祈り。
それは、黒い鳥の運ぶ運命。
それは、巫女の見る栄の夢。
それは、指先から透ける娘。
それは、神に残された者達。
それは、消えてゆく天の星。

世界は燈火を吹き消すほど簡単に失われる。
滅んでいく。
ひとつ。ふたつ。――たくさん。

COMITIA130 西2_U77aで頒布

A6文庫サイズ、本文187P
通販価格:書籍版1,100円 PDF版・Kindle版900円

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やさか

@yasaka1117

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マシュマロ / OFUSE